夏の飾り 海のテラリウム – miméyosi
夏の飾り 海のテラリウム

夏の飾り 海のテラリウム

瓶などのガラス器の中に、多肉植物やエアプランツなどを植えて楽しむテラリウムは、いわば小さな温室です。自然の一部を切り取って部屋の中で観察・鑑賞するための博物学的な装置でしたが、それが発展して現代では自然の風景の一部を切り取って表現する箱庭のような性格も持つようになりました。日本の盆栽とも通じるものがあって面白いですね。
そんなテラリウムで夏の海の風景を部屋に再現する飾り方です。土の代わりに砂を使い、海の生き物や水の表現を加えて飾れば小さな海の風景が見えてきます。




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ガラスの器の中に砂を敷いて、砂浜の情景を再現していきます。デッキチェアのミニチュアと砂除けの柵を置いて、熱帯植物に見立てたエアプランツを挿して出来上がりです。ちょっとしたジオラマですね。これだけのことでリゾートの風景が目に浮かんでくるようです。部屋の中の小さなビーチリゾート。





こちらはボートがモチーフです。ハンドメイドが好きな方はこういう小物を作って飾るのがいいと思いますが、得意でない方は雑貨屋に行ってみましょう。意外とこういうマリンテイストの小物が売られています。
小物が手に入ればあとは砂の上に配置するだけです。なにかを作るつもりで雑貨屋さんに行くと、宝探しみたいでお店巡りがさらに楽しいものになります。




砂と、海面を模したシーグラス。これらも全部海から拾ってこれる材料でできてますね。小石を配置するとそこは磯辺に変わります。岩場の間にひっそりと存在する誰も知らない自分だけのプライベートビーチという感じですね。こういうセッティングにリアリティを与えるのが生きた観葉植物です。生き物があるだけでおもちゃっぽく見えなくなるのが不思議です。




こちらもビーチの雰囲気ですが、ごくシンプルにできています。浜辺で遊んでいる二人を待つビーチチェアと冷たいドリンク。貝も集めて、砂遊び用のスコップも用意していますね。作る時に、自分が実際浜辺で遊んでいるイメージを膨らませるといいでしょう。ストーリー性のある飾りには何故か心惹かれるものが生まれます。



ハンギング用の小さな器です。限られた空間に要素を詰め込んで、うまくまとめられています。この中のヤシの木の飾りはイミテーションです。全体がディフォルメされた可愛らしい感じなので気がつきにくいですが、やはり生きた植物があることでシーンのクオリティが高まっているということが理解できるのではないでしょうか。




ジオラマ的なテラリウムも面白くて目を惹きつけられますが、部屋の中でここだけ可愛らしくなりすぎると感じるならば、もう少し抽象化しても雰囲気を出すことができます。白い砂と、貝殻や海星など海の雰囲気を感じるものを添えるだけでも十分です。




シンプルな色合いにまとめれば見た目がすっきりします。白い砂と白い貝殻などの色合わせを注意深く選んで、3色以内に要素を抑えるととてもシンプルに見えます。ミニマルなインテリアにはこれくらいの演出がオススメです。




容器の形に凝ってみるのも面白いかもしれません。飼育容器や花器に限らず、雑貨のディスプレイのような発想もいいと思います。脚つきのガラス容器にセットすれば、飾りの要素がより強調されてきます。あえて3つの容器に分けて、高さを変えるように組み合わせてみましょう。それぞれの容器の砂の高さを揃えると一体感が出ます。




飲み物やスイーツなんかをメイソンジャーに入れるのはよく見かけますがこれも夏っぽいおしゃれな容器ですね。ちょっとラフっぽい雰囲気が海のイメージとよく合います。ガラスの色もちょっと海の底ようなイメージになって面白いですね。ビーチハウスのインテリアに似合いそうです。瓶の外にも珊瑚が置かれていますが、瓶の中と外にあるものを少しだけ合わせると
まとまりが良くなります。




瓶を麻のロープで括って、キャンドルを入れてランタンにしたりしますがそのイメージですね。麻縄の粗い感じも海のイメージによく似合います。帆船の帆を張ったり、船を係留しておくロープのイメージですね。貝殻を入れておくだけでも充分それっぽくなるのですが、こういうイメージに共通性があるものでまとめる事でより雰囲気を高めることができます。




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ガラスの中で、環境そのものを再現して生き物を飼育したり栽培したりする為のものがテラリウムですが、こういう風に季節感の演出に使ったりもできます。
多肉植物やエアプランツなどの環境の変化に強い植物が観葉植物として一般化したことによって、こういう飾り方が楽しめるようになりました。とはいえ、あくまでも生き物なので使い捨てにしないで枯れないように世話をすることも忘れないでください。


部屋の中にビーチを切り取って置いておけるというのは、海が好きな人にはたまらない演出なのではないでしょうか?




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