マンションのインテリアスタイリング – miméyosi
マンションのインテリアスタイリング

マンションのインテリアスタイリング

とある架空のマンションの一室をモデルケースにしてスタイリングとコーディネートの実際を見てみたいと思います。
今回検討するのは70平方メートルくらいのの2LDKのマンションのリビングダイニング部分です。

コーディネーション


これが入居前の何もない状態。ごく一般的なマンションの造りでセミクローズドのキッチンにリビングダイニングが隣接しています。南側のバルコニーに向かって掃き出しの床までの窓があり、こちらが日当たりのメイン方向です。どちらかというと横長のLDの配置ですね。角部屋なのでリビングの奥に出窓があります。
角部屋は景色が見えて開放感がある反面、壁面が減るので家具の配置に悩む空間でもあります。特に、テレビが大型化しているのでリビングの家具配置はどこにテレビを置くかという事が、他の家具配置を左右する重要な要素になってきます。


家具の配置はキッチンのカウンターの前にダイニングテーブルとチェア。これは順当です。次に、テレビとソファの関係を決める必要があります。ここは手前の床面を大きく開けるためにテレビを奥の壁面の設置として、出窓に沿った面に壁に付けてソファを配置しました。こうする事でリビングダイニングの間を家具が仕切ってしまうことなく配置ができたので部屋を広く見せる事ができます。テレビの真正面にソファを置くことはあえてせず、リビングとダイニングが一体感を感じられるような配置としました。


アイテムのセレクトですが、元々の床の色を基準に展開していっています。明るめのナチュラルなフローリングは万人受けのする色です。そして白い壁紙。これらをベースカラーとして家具は白とナチュラルなウッドのカラーリングでセレクトされています。木製のダイニングテーブルには白い樹脂の椅子を合わせ、白い布張りのソファには白いセンターテーブルと木製のパーソナルチェアとTV台を合わせています。LDそれぞれで白い色と木のナチュラル色がバランスよくミックスするように並べられています。


ラグやカーテンなどはややクールなグレー系統で選ばれています。白とナチュラルウッドのカラーリングだけではぼやけた印象にも見えるのでアクセントカラーを加えて引き締めます。
グレーは金属の系統の素材とも良く合うので、さらにシャープな感じになるようにサイドテーブルにクローム系の素材でできたものを合わせます。

照明器具はフレームが細くてボリュームが少ないので、これも色を引き締める意味で黒系統の色を選んでいます。
ダイニングテーブルの上は特に、フレームの大きなオーバーサイズのものを選んでいます。これによって、部屋の目線に近い位置にあるものを目立たせ、単調な組み合わせにならないように変化をつけています。
黒っぽいアイテムを加えることで、どの家にでもあるテレビの黒っぽい要素がうまく溶け込むという効果もあります。

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デコレーション

家具は配置されましたが、壁面が寂しいですね。インテリアの
コーディネートはデコレーションまで完成して初めて住まいとして完成するのではないかと思います。手始めにダイニングの壁に絵をかけてみましょう。


ペアになっている二つのアートを飾ってみました。壁面が単なる空白と見比べて生きいきして見えてきます。ダイニングテーブルが壁に近いので、壁面はテーブルの高さから上くらいをみてバランスを考えて行くといいでしょう。


三組になっているアートに変えてみました。アートの飾り方は壁面にどのくらい余白を残して、どの程度の面積を飾って埋めるのかというバランスを考えて行くことです。二つの額より壁面が埋まって賑やかになったと思います。同じものを並べて行くのがまとまり感を出しやすい飾り方ですが、二つや四つなど偶数は安定感があり、奇数で並べるとリズミカルなイメージになります。


横に並べると上下が空きすぎているように見えてきました。額を四つに増やして二段に並べてみました。周りの壁の空きすぎている感じはだいぶ減少して見えます。これくらいのバランスでいいのではないでしょうか。
今回、ダイニングの壁には照明器具のフレームに合わせて黒で細めの額縁を合わせてあります。部屋の中で同じ要素の組み合わせを何回か繰り返しながら配置していくのが全体の調和を作り出す手法です。

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次回はリビング周りのデコレーションを見ていきます。

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